2021年6月、WDで入荷したフェアメイルミヤマ(旧シセンミヤマ)を購入しました。
フェアメイルミヤマクワガタについて
当ブログでは、ビークワ75号に記載の情報をもとにしています。
- 和名:フェアメイルミヤマクワガタ
- 学名:Lucanus fairmairei
- 分布:中国(四川省、貴州省)
今回入手した生体について
- オス:48mm
- メスその1:フリー(未計測)
- メスその2:フリー(未計測)
- 産地:中国 四川省 雅安
今回は、INSECT JOKERで購入しました。2回購入しています。
1回目は、メス単のみの購入でした。
twitterで虫アカウント、特にショップをフォローしておくこと、オススメです。
持ち腹を期待して、到着後、即セットしましたが、
教科書(ビークワ75号)に記載されている
坑道の入り口付近に頭やお尻を出してじっとしていることが多いと未交尾が疑われ、産卵坑道の確認ができても不発の場合もあります。
ビークワ75号 P50
の、そのまんまの状態でしたので、即ショップへ連絡して、
ペアを購入させていただき、ペアリングを行いました。
ペアリング
あごの大きさ的にメス殺しはあると思いますが、
特にあごは縛らず、オスメスを同居。
すぐにペアリングできました。
もう1メスは、数日置いてから、ペアリング。
産卵セット
すでに坑道掘り始めた直後の画像です。
産卵セットの構成は、これまたビークワ75号に掲載されている、
ヒメミヤマ特集記事を参考に、産卵セットを組みました。
- ケース:コバエシャッター中
- マット:Nマット+黒土+腐葉土(6:3:1)
※腐葉土は、そのままだと葉が大きいので、手で細かく粉砕したものを使用
※黒土は、事前に篩にかけたものを使用
※Nマットは、そのまま - 詰め方:コバシャ底5cmは、Nマット+黒土だけの層で、固詰め
固く詰めた層より上は、Nマット+黒土+腐葉土を混ぜたマットを、
トントン+手で押さえるくらいの圧で調整 - マット上部:水苔を引き込み、産卵床を形成し、
そこに産卵する、と言われているので、
水苔は多め。また軟材も引き込むということでしたので、
ちょうどあったVN材を軽く加水して、砕いて、投入。 - 水分:普通
- 温度:19度~20度
- ゼリー:プロテインゼリー
セット後の様子について
ペアリングを行いセットしたあとは、
すぐに潜ってくれて、活発に動いています。
産んでほしいですね。
実際、どのように水苔が引き込まれているのか、
同じアングルの写真を3枚並べました。
(上から下にむかって、日付が進みます)
材の位置が全く変わりませんので、
どうやらVN材は気に入らないようです。
現在、セット後3週間が過ぎました。
引き続き、観察をしていきたいと思います。
ショップ:INSECT JOKER
今回、購入させていただいたショップは、インセクトジョーカーさんです。
twitterで通販も対応してくれます。
twitterのプロフにはサイトのURLの記載がありますが、
現在は運用されていないようです。
まとめ
ヒメミヤマ攻略のために、ビークワ75号を読みましょう。
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